6月 29

砂場で例えると
皆さんも一度は砂場で遊んだことがあるでしょう。砂の地面を手の平で押した時、乾いた状態では軽く手形が着く程度なのに、雨が降ったり水を含ませて同じ事をすると、手がより深く沈んで行きます。同じ力で押してもこのような差が出てしまったのは、水分をどれだけ吸っていたかどうかで、砂側のその手を押し返す力が大きく変わってしまったからと考えられます。

地面との力比べ
これと同じことが、実は私たちの大事な住まいにも言えます。あまり重さというのを考える機会はありませんが、家には沢山の建材が使われており、1m2に何十トン、何百トンもの重量が地面にかかっています。そんな家が倒れたり傾いたりしないのは、家の重さが基礎にしっかり伝わり、その基礎を更にその下部の地面(地盤)が押し返してくれているからです。つまり、家と地面との力比べでちょうど力が均衡しているから、或いは地面の方に力があるから家は真っ直ぐ建っていられるのです。

地盤調査の重要性
しかし砂場の例のように、雨が降って地面が大量の水を吸って緩むことがあったらどうでしょうか。家はたちまち傾き倒壊してしまいます。建てた後にこんなことがあっては命の危険さえあります。地盤は一様ではありません。何千、何万年もの昔から砂、粘土、シルト、いろんな特徴の土が堆積して、何十もの層を成して今の地面があります。表面は固く丈夫に思えても深い層が軟弱である場合もあります。従って、家を建てる前には「地盤調査」というものを必ず行って、十分な耐力があることを確認することが必須なのです。

Comments are closed.