9月 30

建物の建設と地盤調査
皆さんは子供の頃「将棋崩し」というゲームをやったことがありますでしょうか。地域によっては「山崩し」「ガッチャン将棋」と呼ばれていることもあるそうですが、将棋を山積みにして、その山を崩さないように注意しながら、順番に将棋の駒を引き抜いていくという遊びです。西洋の「ジェンガ」というゲームもこれに似ていますね。駒が安定した形で積み上がっている場所は、引き抜いても崩れることはありませんが、土台が不安定な場所にちょっとでも衝撃を与えると、たちまち積み上がっていた山が崩れ落ちてしまいます。これはただのゲームですが、同じようなことが建物の建設にも言えます。建物の土台となる「地盤」が不安定だと、建物も少しの衝撃で崩れてしまうことに成りかねないのです。大事な命と財産を守るための建物です。建設する前には、どんな地盤なのかをよく確認することが重要なのです。

地盤調査でわかること
地盤調査では、どのような土質がどれくらいの厚みで構成されているかを知ることが出来ます。一般に、砂や柔らかい粘土質が多い地盤は、地震や大雨の際に緩くなる危険性が高く、逆に岩などの硬い土質が多い地盤は強固だという判断が出来ます。また、地下水がどの高さにあるかということもわかります。あまり地下水が高いと、地震の際に液状化現象を起こしたり、地下構造物を作った際に漏水の恐れがあります。他にも、産業廃棄物や有害物質、不発弾が見つかるケースもあります。地盤調査を疎かにすると、ずっと危険要因を抱えたまま暮らすことになりますので、何においても真っ先に慎重に行うことが重要です。

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